歯ぎしり対策としてマウスピースが良いって聞いたことがあっても実際にはじめてだと、マウスピースがどこで買えるのか、どんなマウスピースがよいのかわからないですよね。そこで今回は歯ぎしり対策としてマウスピースを購入する場合、歯医者でオーダーメイドで作ってもらうべきなのか、ドラッグストアなどで市販のマウスピースを購入するべきなのかということについてご紹介します。
歯ぎしり対策にはマウスピースがおすすめ
歯ぎしりとは歯を擦り合わせたり、過度に歯を噛みしめたりする動作のことを言い、それによって、周辺に騒音被害を引き起こしたり、自身の歯が削れたりする症状です。歯ぎしりは無意識のうちに行っている人がほとんどです。特に多いのが睡眠中。眠っている時に歯ぎしりを気づかずに行っていて、周りに迷惑をかけている場合があります。
歯ぎしりはストレスや生活習慣、歯並びの状態によって引き起こされるとされています。そして歯ぎしりにはマウスピースによる予防がおすすめです。マウスピースを装着することで歯ぎしりをしても、歯や歯ぐきに負荷がかからなくなります。歯が損傷するのを防ぎ、顎への負担も減るので顎関節症の予防にもつながります。
マウスピースは歯医者で自分の歯に合わせてオーダーメイドで作ってもらう方法と市販のマウスピースを購入する方法があります。
歯ぎしりの症状がひどい場合は、歯医者で診断してもらい、自分の歯に合わせたオーダーメイドのマウスピースを制作してもらうほうが高い効果が期待できます。市販のマウスピースよりも歯医者でつくるマウスピースの方がお値段は張りますが、付け心地などもその分良いです。
症状が軽い場合は市販のマウスピースで様子を見てみても良いでしょう。市販のマウスピースで歯ぎしりが改善した人も少なくありません。既に歯ぎしりによって歯の損傷などの実害が出ていないのであれば、市販のマウスピースを試してみてはいかがでしょうか。
マウスピースを歯医者で作る
歯医者では歯ぎしり治療の一環として、患者の歯に合わせたマウスピースを制作してもらえます。歯ぎしりのために顎関節症が発症またはそのリスクが見られる場合であれば、健康保険の適用になり、5,000円〜10,000円程度でオーダーメイドのマウスピースが制作できます。「オーダーメイドだと何万円もするのでは…?」というイメージがありますが、実は、お手頃価格で購入できるのです。保険適用外であっても10,000円〜30,000円程度の予算になります。
オーダーメイドのマウスピースの方が市販のマウスピースと違って、自分の歯に合わせて作ってもらっている分、フィット感に優れ、透けてる間の違和感や不快感が少ないとされています。また、強度も高いので、激しい歯ぎしりでも割れる心配が少ないでしょう。
市販のマウスピースを買う
市販のマウスピースは性能としては歯医者で作ってもらえるオーダーメイドのマウスピースに比べてると劣る部分はありますが、数千円で購入できるので、軽度な歯ぎしりで悩む人にとっては、十分な対応策であり、コスパに優れていると言えるでしょう。
市販のマウスピースには大きく2種類あり、1つがお湯に浸けて、マウスピースを柔らかくして歯にはめることで型をとるセミオーダーメイド式のものと、形が決まっているフリーサイズのものとがあります。
歯ぎしり用のマウスピースの殆どがいびきにも効果があるとされているので、いびきにも悩んでいる人には一石二鳥の対策になります。
Dr.スリーパー N-ms1
日本人の口に合うように開発された歯ぎしり対策のマウスピース、薄さとしっかりフィットする素材感がポイントです。口に入れるものだからこそより良い素材のものが良いと思うと思いますが、このマウスピースはその思いに答えて「安価なBPA素材を使用しておりません」付け心地に違和感を覚えない薄さなので、睡眠の邪魔をしません。
EMILEAD 歯ぎしりガード
通常のマウスピースより付けやすく、他商品よりもズレずにフィットする構造に仕上げた歯ぎしりマウスピースです。フリーサイズで型取り不要!2個セットですぐに使用できます。本体はシリコン状で前歯か下歯に本体のフックを掛ける事で固定出来ます。奥歯部分をピンポイントで覆うので違和感のないフィット感を実現しています。
Dr.Qolis マウスピース
届いてすぐに使えるフリーサイズのいびき・歯ぎしり防止マウスピースです。やわらかいシリコン素材で、奥歯に合わせるだけのピンポイント設計。接触面が少なく痛みや違和感を感じにくいシンプル&快適設計です。波型を奥歯に合わせるだけのマウスピースなので目立たず、お泊りや旅行の時にも便利です。
シリコン いびきマウスピース
温めた後にはめることで型をとるセミオーダーメイドタイプのマウスピース。2個セットで1個あたり500円とコスパに優れており、その点が高くユーザーから評価されている歯ぎしり・いびき対策におすすめのマウスピースです。
まとめ
歯ぎしりにはマウスピース治療がおすすめですが、マウスピースは歯医者でオーダーメイドで作ってもらう方法とドラッグストアやネット通販で市販のものを購入する方法で手に入ります。オーダーメイドでも保険適用であれば5,000円程度、保険外でも3万円前後で制作してもらうことができるので、重度の歯ぎしりに悩んでいる人は早めに歯医者に相談してみてください。軽度な歯ぎしりであれば、市販のマウスピースでも十分な効果が期待できると思いますので、ぜひ、試してみてください。