歯のホワイトニングと言えば、歯医者さんでライトを照射して行ってもらうイメージが強いですよね。しかし、最近人気なのが、お家で簡単にできるホームホワイトニングです。中でもマウスピースとホワイトニング剤で行うホームホワイトニングは手軽さと効果から多くの支持を得ており、話題を集めています。今回はそんなマウスピースを使ったホワイトニングについて、その魅力や始め方などについて紹介します。
マウスピースを使ったホワイトニング方法
昔から、タレントや俳優の「歯の白さ」は、スタイルの良さや顔の良さと並ぶほどのチャームポイントとされてきました。
それに憧れを抱くように、最近では、一般の人でも「歯の白さ」を気にする人が多くなっています。従来のホワイトニングでは、歯医者に行っていましたが最近では、お家で簡単に行うホームホワイトニングが人気を集めています。
そのホームホワイトニングの中でも人気が高いのがマウスピースを使ったホワイトニングです。
普段何気なく摂取しているコーヒーや紅茶は歯の着色の原因の一つ。通常の歯磨きではなかなか取れませんので、ホワイトニングが必要になります。一般的にはホワイトニングはライトを照射する方法を用いて歯医者さんで行いますが、その技法を再現した専用のマウスピースとホワイトニング剤を用いて、お家で自分自身で行うことができるのです。 市販のホワイトニング剤に含まれる酸化チタンに、LEDライトをあてることで、活性酸素を発生させ、歯の表面に付いた汚れを化学反応で分解する性質を利用した、光触媒(ひかりしょくばい)によって歯を白くします。
これは、歯の綺麗さに関しては世界一とも言える価値観を持つアメリカで開発されたものが多く、手軽にホワイトニングができるとたちまちヒットしました。日本でも通販などで購入することが出来ます。
ホワイトニング スマートデント
スマホやPCにつないで手軽に歯のホワイトニングができる一般医療機器のマウスピース型のホワイトニング機。16灯のLEDライト部分は柔らかいシリコン素材でできており、口にくわえたままスマートフォンの操作をすることも可能です！使い方は簡単で、歯磨きのあと、専用のジェルを歯に塗り、スマートデントを約15分加えます。その後、歯ブラシでブラッシングをするだけです。
スマートデント ホワイトニングジェル
マウスピースのホワイトニングによるメリットデメリット
アメリカでは歯のホワイトニングはもはやエチケットのように当たり前になっていましたが、近年ようやく日本でも、歯科医院で処方を受けることや、自宅で歯のホワイトニングキットを取り寄せて行う「ホームホワイトニング」ができる時代になり、マウスピース型のホワイトニングセットも普及し始めました。そのメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか？
メリット
・場所を選ばない
一度歯科医院で処方を受けることや、ホームホワイトニングのキットを手に入れれば自宅に限らずいつでもどこでも歯のホワイトニングができます。何度も一定の場所に通うこともなく、場所を選ばないのがメリットと言えるでしょう。
・色もちが良い
ホワイトニング剤の色素の分解が細かいので、色持ち（白をキープしている期間）が良い。歯科医院でのホワイトニングはその点、色戻りしやすいのがデメリットとなります。
・透明感のある仕上がりになる
人工的な白さではなく、透明感のある自然な仕上がりになります。
ホームホワイトニングのデメリット
・時間が長い
歯科医でのホワイトニングに比べると低濃度の薬剤を使用するため、マウスピースの装着時間が長い。そのため忙しい人などは1回15分程度のホワイトニング剤装着時間を毎日に渡って捻出できるかどうかが問題となります。
・飲食が制限される
ホワイトニング直後は、色を吸収しやすいという特徴があるため、お茶やジュースなど、色のついた飲食物やニコチンを含んだタバコなどは一定時間制限されます。どうして色を吸収しやすいかというと、それは、ホワイトニング直後には歯の表面を覆ってくれるペリクルという成分が無いからです。普段は唾液に含まれているペリクルですが、ホワイトニング剤を使うと一時的に無くなります。そのため、ホワイトニング剤を使った直後は着色しやすくなってしまいます。ホワイトニング剤を使用してから丸1日以内に着色しやすい物を摂取すると、着色の恐れがあります。
ただし、着色しやすい物を食べていないのに歯の色が戻ることもあります。これは自然な現象で、不自然な色を少しだけ自然に戻そうとしている現象です。歯が白いのは良いことですが、白すぎると不自然ですよね。
・購入費用が掛かる
歯科医でのホワイトニングは1回で白くなるが、それに比べると、歯が白くなるまでにかかる時間もかかってしまうのがデメリットと言える。その分コストもかかるため、キットの購入費用がかさみます。
マウスピースを使ったホワイトニングの始め方
用意するのはLEOライトを発光するマウスピース型の機器とホワイトニング剤だけです。
ホワイトニング剤は様々なものが販売されておりますが、だいたい30g(40回程度分)で4000円前後の価格です。歯医者で使用されるホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素ですが、過酸化水素が入ったホワイトニング剤は市販できないため、市販のホワイトニング剤は同様にLEDライトを当てることで光触媒をする酸化チタンが主成分になります。
最初は購入した機器と同メーカーが販売しているものを使用するとよいでしょう。
Phantom Bright ジェル
やり方は至って簡単！いつもの歯磨きの後にホワイトニング剤を歯に塗り、マウスピース型の機器を装着するだけ。ホワイトニング剤を塗った後にマウスピースを装着することで、ホワイトニング剤と歯の密着度が高まり、毎日、数ヶ月に渡って使い続けることで、自分が期待しているような歯のホワイトニング効果を得ることができます。
まとめ
LEDライトを発光するマウスピース型の機器とホワイトニング剤を使用したホームホワイトニングは手軽に憧れの白い歯が手に入るということで注目を集めています。ただし所要時間がかかったり、費用もランニングでかかってくるので、自分に合う方法かどうか検討した上で、歯を白くしたいと思っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。