睡眠中にマウスピースをつけることで、歯ぎしり・いびき・ドライマウス対策になるってホント!?

マウスピース 歯ぎしり

睡眠時にマウスピースを装着することは「歯ぎしり」「いびき」「ドライマウス」の3つの症状に有効な予防手段とされているのをご存知でしょうか。これらの症状に悩む人には睡眠中のマウスピースの装着をおすすめしたく、今回は睡眠とマウスピースの関係を詳しく紹介していきます。

マウスピースを寝る時に付けるのをおすすめする理由

マウスピースを睡眠中に装着することで3つのことが改善されるとされています。

1つが「歯ぎしり」

2つ目が「いびき」

3つ目に「ドライマウス」

これらの症状に困っている人は予防改善のためにマウスピースの装着をおすすめしたいのですが、マウスピースをする時のデメリットのひとつに「装着感の悪さ」や「違和感」があります。

「何か付けている感」が強くて、違和感があるとか気持ち悪いという感覚は、特にマウスピースを付けだした最初の頃に強く出て、睡眠の妨げになる恐れもあります。

しかし一般的にはやっていくうちに慣れて違和感は薄くなっていきます。問題は慣れるまでの期間とも言えます。

違和感などの懸念から睡眠時のマウスピースの装着に踏み切れない人のために、なぜ歯ぎしり・いびき・ドライマウスに対してマウスピースが有効的なのか具体的に紹介したいと思います。

歯ぎしりとマウスピース

マウスピース 睡眠歯ぎしりとマウスピースは、予防法としては安易に想像できるのではないでしょうか?シリコン製などのマウスピースを歯に装着して寝ることで、歯同士がこすれるのを防ぐ治療法です。

このマウスピースの種類は千差万別で、ドラッグストアなどで売られているものから、歯科医を訪れてオーダーメードに近い感覚で作るものまで、いろいろあります。

しかし、より正確に、効果的に作ろうと思ったらやはり歯科医でのオーダーメイドのマウスピース制作をおすすめです。
そもそも歯ぎしりは咀嚼筋という筋肉の異常な運動のために起こるもので、立派な病気だと言えます。こうした悪習慣がある人は、朝起きると、歯が浮くような感覚があったり、顎が疲れたりしていますので、他人に指摘されるまでもなくそれだとわかる場合もあります。

また、音がうるさいという理由だけではなく、歯ぎしりによって歯が摩耗され、大切な歯を失ってしまう原因になるものですので、見過ごすことはできません。できれば、フィット感の違いは歴然としていますので、ドラッグストアで買う間に合わせ程度のものではなく、ちゃんと歯科医を訪れてオーダーメード感覚でマウスピースを作ることがおすすめです。

いびきとマウスピース

マウスピース 睡眠いびきの原因は、気道の内、鼻〜のどまでの上気道が狭まることです。重力などの影響で軟口蓋や舌の付け根がのどに落ち込むことで上気道が狭くなり、空気の通り道が狭くなることでいびきが発生します。いびき対策には、主に手術・病院での定期治療・生活習慣の改善・マウスピースなどのいびき対策グッズの活用があります。軽度ないびきでしたらマウスピースなどのいびき対策グッズの活用で予防につながります。

もともと顎が小さい人や口呼吸になっている人がいびきをかきやすいのですが、そういった方にはマウスピースによる対策がおすすめです。就寝時にマウスピースを口に入れることで顎が下がることを防ぐことができ、これによって、気道を確保することができ、いびきが収まるという仕組みです。一方で、太り過ぎなどで気道の確保が難しい人や重度の症状の人にはマウスピースでは不十分であるとされています。

歯医者でオーダーメイドで制作してもらう場合、睡眠時無呼吸症候群などの場合で、内科医から診断書がもらえている場合は、保険適用となり10,000〜30,000円程度で購入できます。診断書がない場合でも、保険は適用されませんが制作は可能です。費用は、30,000〜50,000円程度になります。

市販のものも多く販売されており、価格は1,000〜3,00円くらいで購入可能です。医師が監修している商品など様々なものが販売されています。

ドライマウスとマウスピース

マウスピース 睡眠最後にドライマウスとマウスピースの関係についてご紹介しましょう。

ドライマウスは口臭の原因はひどい場合には口内に痛みを覚える病気です。

ドライマウスの原因の1つが唾液がすぐに乾燥してしまうことです。これは口を開けて寝ている人に多い原因です。それの対策にマウスピースが有効に働きます。

上顎には唾液を分泌する腺がありますので、これをマウスピースで覆うことで、唾液の蒸発を抑えることもでき、ドライマウスなどの症状を改善することができるのです。

おすすめマウスピース

トップセラーズ いびき軽減マウスピース

マウスピース 睡眠
専門医が監修したいびき防止グッズのなかでも最高ランクのクオリティ(品質)と安全性を保持するマウスピース。お湯につけた後にはめるだけで自分専用のマウスピースを型取りすることができます。マウスピース2個セットのため、型取りに失敗しても安心です。いびき以外にも歯ぎしり防止の効果も期待できます。

Dr.スリーパー N-ms1

マウスピース 睡眠
日本人の口に合うように開発された歯ぎしり対策のマウスピース、薄さとしっかりフィットする素材感がポイントです。口に入れるものだからこそより良い素材のものが良いと思うと思いますが、このマウスピースはその思いに答えて「安価なBPA素材を使用しておりません」付け心地に違和感を覚えない薄さなので、睡眠の邪魔をしません。

EMILEAD 舌用マウスピース

マウスピース 睡眠
こちらは他とは全く違う舌にはめることでいびきを防止するマウスピース。睡眠時の舌を前方へ維持することで喉奥の気道を開き呼吸を楽にしてくれます。フリーサイズで他のマウスピースのような型取りは必要ありません。特殊で柔らかい医療用シリコンを採用することで、装着時の違和感をできるだけ少なくし、睡眠時のいびき、無呼吸、口呼吸、ストレスもケアします。

EMILEAD 歯ぎしりガード

マウスピース 睡眠
通常のマウスピースより付けやすく、他商品よりもズレずにフィットする構造に仕上げた歯ぎしりマウスピースです。フリーサイズで型取り不要!2個セットですぐに使用できます。本体はシリコン状で前歯か下歯に本体のフックを掛ける事で固定出来ます。奥歯部分をピンポイントで覆うので違和感のないフィット感を実現しています。

Dr.Qolis マウスピース

マウスピース 睡眠
届いてすぐに使えるフリーサイズのいびき・歯ぎしり防止マウスピースです。やわらかいシリコン素材で、奥歯に合わせるだけのピンポイント設計。接触面が少なく痛みや違和感を感じにくいシンプル&快適設計です。波型を奥歯に合わせるだけのマウスピースなので目立たず、お泊りや旅行の時にも便利です。

いびきマウスガード

マウスピース 睡眠
いびきと歯ぎしり、両方をケアしてくれるので、両方の症状に悩んでいる人におすすめのマウスピース。お湯で暖めることで自分の歯に合わせて成形できるセミオーダーメイドタイプのマウスピースです。上下の歯を固定することで睡眠中に口顎が開くのを防ぎ、鼻呼吸を促すとともにいびきを防ぐことができます。また、上下の歯の間に挟み込むため、擦れをふせぎ、歯ぎしりも同時に防止します。

まとめ

装着の違和感を嫌って睡眠時のマウスピース装着に踏み出せない人も多いかもしれませんが、マウスピースは、ご紹介したように歯ぎしり・いびき・ドライマウスに有効的な予防手段です。違和感は徐々に慣れていきますので、上記の症状に悩んでいる人は一度マウスピースを試してみてください。