マウスピース矯正は大人に人気!?マウスピース矯正の5つのメリット

マウスピース 矯正 メリット

矯正を考えているけど、「歯に金属の装置を入れるのは怖い」「日常生活に支障をきたしそう」「大人になってから矯正を行うのは人目が気になる」などの理由から足踏みしている人もいると思います。そんな人におすすめなのがマウスピース矯正です。マウスピース矯正にはその特徴から大人にも人気の矯正方法となっています。今回はなぜ、マウスピース矯正は大人に人気なのか。マウスピース矯正のメリットを5つご紹介します。

目次

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正日本で歯の矯正といえば、ワイヤー矯正が一般的で、マウスピース矯正はまだまだ少ないのが現状です。

しかし、世界では、患者の製資金的負担が少ないことや費用も安価なこと、技術が進歩していることなどから、症状の重い歯並び矯正にもマウスピース矯正が行われていたりするなど、世界でマウスピース矯正の治療を受ける患者数は500万人を超えているといわれています。

マウスピース矯正はワイヤー矯正と原理は同じで歯に力をかけて、少しずつ歯を動かしていきます。そのため、市販のものではなく、歯医者で自分の歯に合わせてオーダーメイドで制作した方が、効果が高いとされています。しかし費用面などで、市販の矯正用マウスピースと比べて、一長一短もあります。それを差し引きしてもマウスピース矯正をお考えなら歯医者に行っての治療をおすすめします。

ただ、日本では、マウスピース矯正ができる歯医者が少ないという現状があります。マウスピース矯正は新しい技術であるため歯科大学のカリキュラムや卒後研修プログラムに入っておらず、その技術を習得している歯科医が少ないため、日本でマウスピース矯正ができる歯医者は限られているのです。年々東京や大阪などの都市部を中心に増えてきていますが、まだまだ少ないのが現状です。

しかし、マウスピース矯正は今後、ワイヤー矯正よりもメジャーな矯正方法となる可能性は大いにあります。なぜなら、マウスピース矯正には患者にとって嬉しいメリットがいくつもあるからです。

メリット①取り外しができる

ワイヤー矯正でもっともしんどいのが取り外しができないこと。そのために食事の際などは食べづらさや、食べかすの詰まりがどうしても気になってしまいます。その煩わしさがマウスピース矯正ではありません。マウスピースは、自分で取り外しが容易にできるので、食事の際や重要な仕事の際などには外すことができ、日常生活に支障をきたすことが少ないです。また、食事の際に取り外せて、歯磨きなどもこれまでと変わらずにできることは、歯の衛生環境を保つことにも繋がります。

メリット②目立たない

マウスピース矯正が大人に人気の理由が目立たないということ。ワイヤー矯正も最近では、歯に取り付けるブラケットが透明で目立たないタイプも出てきていますが、どうしてもワイヤー部分が目立ってしまいます。一方のマウスピースは透明で付けていても目立ちません。人目を気にせずに矯正ができるので、大人を中心に人気を集めているのです。

メリット③痛みが少ない

マウスピース矯正 痛みワイヤー矯正では、以下の3種類の痛みが伴うとされています。

歯を動かす痛み:強い

ワイヤー矯正では歯を大胆に動かすため痛みが伴います。特に犬歯は歯根が長くて動かしづらいので、矯正装置をつけると痛みが強いのです。

装置が口腔内を傷つける痛み:強い

矯正器具と言っても、金属です。口の中に金属があるわけですから、歯茎や舌、頬の粘膜を傷つけることがあります。裏側(舌側)矯正の場合は、慣れないうちは、話す度に舌が金属に当たって、出血することもしばしば。動かす痛みだけでなく、金属による物理的な痛みもあるのです。

上下の歯が当たる時の痛み:強い

矯正中は歯が動きやすく、グラグラした状態です。そのため、上下の歯で思いっきり物を噛むと痛みを感じます。「硬い物を噛むのが辛い」という方も多いです。

一方のマウスピース矯正は歯を動かすため、痛みは伴いますが、ワイヤー矯正ほどの痛みはありません。その理由は、マウスピース矯正は動かす範囲が狭いためです。マウスピース矯正は歯型を2〜10週間に1回取り替えますので、1回あたりに動く範囲が0.25mm程に限られているのです。また、。口内を傷つける心配はありません。装着してから数日間は話しづらさを感じますが、徐々に慣れていきます。

マウスピース矯正は2〜10週間で新しいマウスピースに買い換えていきますが、その際に歯を動かす力が高まるので痛みを感じますが、ワイヤー矯正よりは痛みは少ないとされています。

メリット④金属アレルギーでも大丈夫

通常のワイヤー矯正は、金属の装置を使うので、金属アレルギーがあるとできません。チタン素材など、金属アレルギーを起こしにくい素材の装置で行う人もいますが、費用も高くなってしまいますし、リスクはゼロではありません。

マウスピース矯正は、透明な樹脂で作られているのが一般的で金属は使用していないので金属アレルギーの人でも施術可能です。

メリット⑤費用を抑えられる

従来のワイヤー矯正は症状によって、費用は異なりますが100万円前後します。同じ症状でもマウスピース矯正ならワイヤー矯正よりも10万円程安価で治療できると言われています。1、2本の歯を動かすだけなら10万円程で施術することもできます。

しかし、マウスピース矯正では施術できない症状も多く、マウスピース矯正を行いたくてもワイヤー矯正を勧められることは少なくありません。

まとめ

マウスピース矯正は日本ではまだ施術できる歯医者が少ないですが、マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正のデメリットが大きく改善されており、今後、普及していくことが考えられます。今後、どんどん普及することで価格が安価になり、マウスピース矯正で歯並びを綺麗にするのが当たり前になることもあるかもしれません。

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