インビザライン、アソアライナーなど矯正マウスピースの種類一覧

マウスピース お手入れ

世界では500万人以上の患者がいるマウスピース矯正は日本でも近年人気を集めています。現在、国内で矯正治療に用いられているマウスピースは、少なくとも6種類あります。その6種について、それぞれの特徴について紹介していきます。

矯正用マウスピースの種類に関して

矯正用マウスピースの種類による違いとして、製造国・製造過程・マウスピースの厚み・装着時間・通院頻度などがあります。それぞれのマウスピースの主な特徴について紹介していきます。

矯正用マウスピース「インビザライン」

インビザライン2018年1月時点で、全世界で520万人以上の患者さんがインビザラインによる矯正治療を受けており、世界的に普及しているマウスピース型の矯正装置の1つです。

インビザラインの特徴の1つとして、3D治療計画ソフトウェアによる患者さんの状態に合わせたマウスピースの構築があります。具体的には、初診時のレントゲン・写真などにより撮影した画像データの歯列状態をソフトウェアに取り込み、その結果を基に、マウスピースがカスタマイズされます。その際、矯正治療の結果の歯列やおおよその治療期間も予測されます。

装着時間

1日20時間以上の装着が推奨されています。マウスピースの再作製や治療期間の延長を防ぐためにも、この時間を守る必要があります。

交換頻度

おおよそ2週間程度の間隔でマウスピースの交換が必要になります。

通院回数

患者さんの状態によっても異なりますが、おおよそ4〜6週間ごとの通院が必要になります。

このようにして、インビザラインは国内外にて多くの矯正治療実績を有し、最新の3D技術によりマウスピースが作製されています。

矯正用マウスピース「アソアライナー」

アソアライナー元はクリアライナーと呼ばれる日本製のマウスピースです。そのため、国内では治療実績が多いことが知られています。

アソアライナーの特徴の1つとして、厚みが違う3種類のマウスピース(ソフト:0.5 mm, ミディアム:0.6 mm, ハード:0.8 mm)が作製されることがあります。ソフトから始めて10日置きにミディアム、ハードと装着していき、1ヶ月を1サイクルとして矯正治療していきます。

装着時間

1日17時間以上の装着が推奨されています。17時間以上装着しない場合、目的とする位置まで歯が移動しないため、治療期間が延びてしまったり、矯正効果が弱まったりしてしまうことがわかっています。

交換頻度

前述の通り、3種類の異なる厚さのマウスピースを10日ごとに交換し、1ヶ月を1サイクルとして治療が進められます。

通院回数

原則、1ヶ月ごとに歯型を取ってマウスピースを作製する必要があるため、1ヶ月に1回の通院が必要となっています。ただし、患者さんの事情によっては、最大3ヶ月分を作製することも可能とされています。

このようにして、アソアライナーは比較的短めの装着時間を必要としており、さらに日本製であることから高い信頼度があります。費用もインビザラインよりも安価とされています。

矯正用マウスピース「イークライナー」

元は、韓国の矯正専門医によって作出されたクリアライナーを改善したマウスピースです。イークライナーは、CAD技術を用いてマウスピースを作製します。

イークライナーの特徴の1つとして、最初に取られた歯型から、全てのマウスピースが作製されます。そのため、歯型を何度も取らずに済みます。

装着時間

1日20時間以上の装着が推奨されています。他のマウスピースと同様、装着時間を守らないことによる治療の遅延に留意する必要が有ります。

交換頻度

患者さんの状態に応じ、主治医の判断によって異なりますが、基本的にはソフト(0.5 mm)、ミディアム(0.625 mm)、ハード(0.75 mm)の3つの厚みが異なるマウスピースを1週間ずつ交換して治療を進めていきます。

通院回数

歯の移動やマウスピースの装着具合などを確認するために、月に1回程度の通院が必要とされています。

このようにして、イークライナーは初回に一気にマウスピースを作製するため、歯型を取られる手間が省けるだけでなく、厚さを変えて少しずつ矯正の力を歯に加えていくために違和感が少ないマウスピースとされています。

矯正用マウスピース「DENマウスピース」

日本製で、九州にある「でん歯科」の院長により開発されたマウスピースです。DENマウスピースの特徴の1つとして、他のマウスピースと比べて半分程度の装着時間にて矯正治療が進められます。また、一般的に難しい症例とされるような抜歯が必要な口腔状態であっても適応例があるため、幅広い患者さんに使用することが出来ます。

装着時間

1日8時間程度の装着が推奨されています。そのため、一般的な睡眠時間プラスアルファの装着で歯列矯正が可能です。

交換頻度

2週間ごとに型取り、新しいマウスピースに交換がおこなわれます。

通院回数

型取りのために、2週間ごとの通院が必要となっています。また、装着時間が短いため、目的とする歯の移動に至るまで2年以上を要することがあります。そのため、他のマウスピースと比べてより頻回な通院が必要とされています。

矯正用マウスピース「オペラグラス」

抜歯が必要なかったり、前歯のみに矯正が必要であったりするような、軽度の歯列矯正に適応のあるマウスピースです。

装着時間

1日20時間の装着が必要です。この装着時間を守らない場合、治療が進まないばかりか後戻りしてしまう可能性も示されています。

交換頻度

厚みが異なる3種類(0.5 mm, 0.625 mm、0.75 mm)のマウスピースを1週間ずつ装着します。また、3〜4週間ごとに歯の型取りが必要です。

通院回数

歯の型取りをおこなうために、3〜4週間ごとの通院が必要です。

矯正用マウスピース「ムーシールド」

ムーシールド3〜6歳児の受け口に適応のあるマウスピースです。そのため、乳歯の矯正に適しているとされています。

装着時間

お子さんに対して装着時間を厳密に守らせることは難しいため、基本的には就寝時に装着します。

交換頻度

ムーシールドは、他のマウスピースとは異なり既成のものを用いることが多く、交換はせずに治療が進められることが多いとされます。

通院回数

患者さんによっても異なりますが、基本的には装着1ヶ月後、その後は3ヶ月ごとの通院が必要とされています。

まとめ

矯正用マウスピースといっても様々な種類があり、材質や価格、つけ心地が異なります。日本ではマウスピース矯正に対応している歯医者が少なく、そのためマウスピース矯正を行っている歯医者でも紹介したすべてのマウスピースの種類を取り扱っている訳ではありません。大切なことは主治医としっかり相談して自分に合うマウスピースの種類を選ぶことですので、マウスピース矯正を始める前にマウスピースの種類についても相談しましょう。

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