矯正マウスピースは歯医者で作成してもらった方が良い5つの理由

マウスピース 出っ歯

近年、目立たないので人目を気にせずに治療できることや食事の際に取り外しできるので生活への負担が少ないことから人気が高まっているマウスピース矯正。マウスピースによる矯正は歯医者でオーダーメイドのマウスピースを作ってもらって治療を行う方法と市販の矯正用マウスピースを使用して行う方法とがありますが、マウスピース矯正は歯医者で行うことをおすすめしています。それには5つの理由があります。

目次

矯正用マウスピースとは

マウスピース矯正歯並びを整えるために行う矯正は、従来はワイヤーを使った治療が主流でしたが、近年、人気を集めているのがマウスピース矯正です。ワイヤー矯正と違って、目立ちにくい点や食事などの際でも自由に取り外せる点が人気となっています。

ワイヤー矯正もマウスピース矯正も原理は同じで歯に力をかけて、少しずつ歯を動かしていきます。そのため、市販のものではなく、歯医者で自分の歯に合わせてオーダーメイドで制作した方が、効果が高いとされています。しかし費用面などで、市販の矯正用マウスピースと比べて、一長一短もあります。それを差し引きしてもマウスピース矯正をお考えなら歯医者に行っての治療をおすすめします。その理由を5つ紹介します。

理由①効果が得やすい

マススピースで矯正を行うのに歯医者での治療をおすすめする最大の理由は、得られる効果が高いからです。

市販のマウスピースの中には、始めにマウスピースをお湯につけて、柔らかくしてはめることで自分の歯に合わせて作れるタイプのものもありますが、歯医者で歯並びや顎の形に合わせて作ってもらえるオーダーメイドのマウスピースとはやはりフィット感に差があります。

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矯正マウスピース 歯医者

そして、その差が矯正力にも差としてでます。オーダーメイドのマウスピースは、歯を動かしたい意図している方向に効率良く力を入れることができ、矯正の効果を得やすいです。市販のマウスピースは矯正力が小さいために、ちょっとした歯並びの矯正にしか効果がないのです。

理由②施術できる症状が広い

市販の矯正用マウスピースは、矯正用が低いため、ちょっとした歯並びの矯正にしか効果がありません。また、矯正したい歯の位置や症状によっては全く効果が期待できないのが事実です。

そもそもマウスピースでの矯正自体が、従来のワイヤー矯正よりも施術できる症状が限定されています。市販のマウスピースはそれ以上に対応範囲が狭いのです。自分の歯並びを整えるのにマウスピース矯正が良いのかどうか自体を歯医者に相談して、診断する必要があるのです。

理由③不快感や違和感が少ない

マウスピース 歯医者オーダーメイドで作られたマウスピースは自分にフィットしているため、着け始めの頃はどうしても不快感や話しにくいなどの違和感を感じてしまいますが、一般的には徐々に慣れていきます。

市販のマウスピースはどうしてもオーダーメイドのマウスピースに比べてその不快感や違和感が強く出てしまうと言われています。ひどい場合は、痛みが一向に引かないケースもあります。

理由④安心できる

マウスピースによる矯正は1年から2年の長期期間に渡ります。効果が出ているのかどうか、正しく治療が行えているのかどうか、お金も時間もかかることからその不安は大きいものになります。それらの不安を取り除くためにも、主治医と相談しながら2人3脚で治療を行っていけるのは精神的安心感が高いでしょう。

理由⑤衛生的である

歯科医で提供されるオーダーメイドのマウスピースは一般的には交換式になっております。例えば、日本でもポピュラーな矯正用マウスピース「インビザライン」は2週間毎に新しいマウスピースに交換するようになっています。

そのため、もし、定期的に手入れできなくても一定期間経てば、新しい衛生的なマウスピースに交換できます。

しかし、市販のマウスピースだと、どうしても1つのマウスピースを長期間使いがちです。気にかけて手入れしているつもりでも、口内の菌が知らないうちにマウスピース内で繁殖してい
ることもあります。

まとめ

マウスピースによる矯正治療は歯医者でオーダーメイドのマウスピースを作ってもらって治療を行っていくか、市販のマウスピースを購入して自分で治療を行うのか2択の道があります。歯医者での治療は60万〜100万円前後と高額になり、市販のマウスピースなら数千円で購入できると、価格差はありますが、歯並びを本気で矯正したいと考えている人は、歯医者での治療をおすすめします。

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